
こんにちは!今日は“暗譜”のお話をしたいと思います。(ちょっと長いので今度動画でまとめたのをアップしますね)
演奏会やコンクールでみんなが一番不安になるのが“暗譜”。音を間違えたらどうしよう、途中で止まったらどうしよう‥と本番前、突然不安に襲われたりします。
より正確に暗譜が身につくコツを自身の経験と共に少しお話いたしますね。
皆さんが暗譜するためにする練習ってどんな事をされてるでしょうか?
ただひたすら弾いて全部通して覚える。
結構こういう方が多いんですね。自分自身も留学する前はそうでした。
自分も本番で緊張のあまり途中で忘れて止まってしまったりという経験があり(割と緊張しい)、暗譜にはいつも不安を抱えていました。
ところがその不安はとある練習方法で解消される事に。
それは留学先のイタリアミラノの国立音楽院でエッダ・ポンティ先生との出会いでした。
エッダ先生からは暗譜の方法だけでなく、脱力の大切さを教えていただき抱えていた腕の痛みも消え、音も柔らかくなるというPESO演奏法も教えて頂いて、すべてにおいてレベルアップを図ることができ感謝しつくせないほどの尊敬する先生です。
今回はその暗譜の練習方法をお教え致します。
エッダ先生、譜読みがおわってある程度慣れてきたころに突然4~8小節ごとに順番に数字を書き始めます。(※写真の赤で書かれた数字)なんだろう?と思ってたら
「じゃあ次のレッスンで1~8覚えてきてね。ただし、通して覚えるのではなく、ちゃんと割り振った数字ごとに覚える事。例えば今度のレッスンで私が4弾いてといったら4だけ弾いて」
驚きのあまり
「本気で言ってます?」
とつぶやいたほど。笑
そんな練習した事ないし、大曲になれば数字はどんどん増えるし、1曲だけじゃなくすべての曲をその練習法で覚えないといけないと思うとひぇ~っとただただ絶句でした。レッスンでは
「はい2弾いて。‥‥おk。じゃあ次は10弾いて。‥‥10の左手あやふやだったから左手ちゃんと覚えてね。はいじゃあつぎは15‥」
とこんな感じで抜き打ちでちゃんと覚えてるかテストされます。もうレッスン中からひやひやです。笑
なんでここまでするかっていうと、やっぱりどんな人間でも突然ふと忘れてしまう事があるんですね。これはプロでもごくたまにあります。忘れてもうまく誤魔化せればいいのですが大抵は忘れたところで止まってしまう。どうしようどうしようと焦り、なんとか再び弾き始めても引きずってボロボロになる。自分も体験済みです。
で、この練習方法をきちっとしていると、途中で止まっても次に進む事ができます。例えば15の途中で忘れて止まってしまうとします。ふつうだったらどうしようどうしようと焦るのですが、もう15は諦めて16から弾いてしまえと焦ることなく次に進む事ができるんですね。
実際、自分もこれで演奏会の時に助かった事があります。
あと、これだけ覚えたんだから大丈夫という自信にもつながって、演奏前の不安感も払拭され、いい緊張感で演奏に挑むことができるんですね。
暗譜するときのポイントは本番で弾くテンポではなく必ず
めちゃくちゃゆっくりのテンポで暗譜すること!
なぜかと言うと、人間は慣れた事をする時ほど脳みそを使わない仕組みになってます。慣れた本番のテンポばかりで暗譜してしまうと脳を使わなくてもなんとなく弾けてしまうんですね。
逆にめっちゃくちゃゆっくりのテンポで暗譜すると次の音なんだっけ?という風に嫌でも脳を働かせて暗譜する事になります。
なので暗譜するときはめっちゃゆっくりのテンポで!
他にも色々とコツがあって、
右手のメロディーを歌いながら弾いて覚える方法。
英語などの勉強でもそうですが、ただひたすら無言で英単語を覚えるより実際に口にだして覚えたほうが耳から脳にダイレクトに伝わり覚えやすいんですね。これはピアノでも一緒で無言で覚えるより右手のメロディーをドレミのイタリア語音階で歌いながら覚えるとしっかり脳が覚えてくれます。左手で不安な箇所があればそこも歌って覚えます。
あとより難しくなりますが、始めから覚えるのではなく後ろから覚える。例えば1~10まで覚えるときは10から覚えます。10を覚えたら次は9、9を覚えたら8と後ろから覚えるとより確実に暗譜できます。
なぜかと言うと曲の始めのほうって割と覚えてるんですよね。
だいたいみんなが止まったりするのが中盤から後半にかけて。
なので後ろから覚えると中盤から後半にかけてしっかり暗譜することができます。
まとめると
1.通しの暗譜だけでなく4~8小節ごとに数字を割り当て小節ごとに覚える
2.暗譜をする時はめちゃくちゃゆっくりのテンポで
3.右手のメロディーをイタリア語音階で歌いながら弾いて覚える
4.始めから覚えるのではなく後ろから覚える
以上が上手に暗譜をするコツになります。暗譜に自信がない方はぜひ試して下さいね。
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